日本株週間展望

ここでは、「日本株週間展望」 に関する記事を紹介しています。
6月2週(8-12日)の日経平均株価 は、2万円台半ばで堅調に推移しそうだ。

国内景況感の改善を背景に海外投資家の買い姿勢が継続、下値には日本銀行による指数連動型上場投資信託(ETF)の買いも入り、個人投資家などの売りを吸収している。

ただ、歴史的な連騰後で上値は限定される可能性が高い。

第1週の日経平均は、週間で0.5%安の20,460.90円と4週ぶりに反落。

週初1日まで12日続伸し、1988年2月の13連騰や61年1月の14連騰に迫ったが、一部テクニカル指標からみた過熱感、不透明なギリシャ情勢や再び上昇傾向 にある欧米長期金利の動向が懸念され、最長記録更新には至らなかった。

もっとも、5月2-4週にかけての上昇率6.1%に比べると、調整は小幅。

海外投資家 による買い意欲の強さが相場の底堅さにつながっている。

日本取引所グループによると、海外勢は5月4週に日本株を現物で3971億円、先物で3088億円買い越した。

現物株の買い越しは4週連続。

対照的に、日経平均がITバブル期以来の高値圏にある中で個人投資家 は4週連続の売り越しだった。

データによると、東証1部銘柄の向こう12カ月の1株利益は17%増 の見通し。

量的金融緩和で景気を刺激中のストックス欧州600指数の39%増には及ばないが、米S&P500種株価指数の7.1%増は上回る。

日米でみた場合、12年半ぶりに一時1ドル=125円に乗せたドル高・円安 は日本のグローバル企業にプラス、米国ではマイナスに働く。

一方、ことしの予想PERは日本が16.1倍と米国の17.7倍、欧州の16.7倍よりなお低い。

主要国株価指数の4月から今月4日までのドル建てパフォーマンスは、TOPIXがプラス4.8%、日経平均がプラス3%。中国上海総合指数はプラス32%と群を抜くが、米S&P500のプラス1.4%、独DAXのマイナス0.8%は日本を下回る。

第2週は、国内で8日に5月の景気ウオッチャー調査、10日に4月の機械受注、11日に4-6月期の法人企業景気予測調査が公表予定。

消費税増税の影響が消えた4月以降の統計が改善すれば、日本のファンダメンタルズ評価の流れは続く。

韓国で中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染が拡大し、出入国者を介し周辺地域へ感染が広がるリスクも警戒要因。

韓国保健福祉省によると、既に4人が死亡、感染者は5日時点で41人。

第1週の日本株市場では日本バイリーン、興研などマスク関連、クリーンルームの日本エアーテック、防護服のアゼアス など材料銘柄が急騰した。

旅行者への影響が懸念される空運 株、インバウンド消費 関連株の下落圧力は限られているが、市場参加者の間で不安心理が強まれば、相場全般への悪影響は免れない。

ただ、下値では着実に日銀のETF買いが入り、株価指数を下支えする見込み。

日銀は昨年10月末の追加金融緩和策で、ETFは年間約3兆円に相当するペースで増加するよう買い入れを行う、とした。

ことしの購入額は1兆3037億円。

買いが確認された6月1日と3日は、日経平均の日中下落率が0.7%だった。

残額は1兆7000億円程度ある。


スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://mydreamtoday2002.blog38.fc2.com/tb.php/1507-351e6bc5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック